江藤雄造 鶴と桜のぐい呑み(金)

＜作品紹介＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 新形小紋帖で北斎が桜とその葉で鶴を表現したもので、よく見ると葉が翼になっている。現代でも十分通じるデザイン性、北斎が着物の模様や櫛のデザインとして考案したデザインを日常生活に取り入れられる。

＜漆芸家：江藤雄造＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 欠けたり割れたりした器を、漆（うるし）を使って修復する伝統的な技法である「金継ぎ」。国の重要文化財の修復、金継ぎ漆教室の講師をはじめ、蒔絵などをしつつ国内外でインスタレーションを、個展やアートフェアではアクリル板・ガラスを使用して蒔絵を施している。「割れても、直して使い続けることで、思い出を積み重ね、モノを大切にする心を伝えたい」という思いで、日頃より金継ぎの技術を教えている。

LEXUS TAKUMI PROJECT2018 兵庫県代表に選出、芸術文化奨励賞、銀座三越など全国各地で個展を開催